設備や工程を動かすOTと、制御機能を配置・実行する仕組みに関する用語をまとめます。従来のPLCからVirtual PLC、Cloud PLC、Edgeまで、制御を構成する要素と役割を確認できます。
このページには6語を掲載しています。
掲載用語
Operational Technology(OT)
PLC(Programmable Logic Controller)
Virtual PLC
Cloud PLC
Edge
Cloud制御盤
Operational Technology(OT)
物理環境と相互作用し、設備、プロセス、事象を監視または制御するプログラム可能なシステムや装置を広く含む領域です。工場内の制御機器だけに限られるものではありません。
IT Factoryでは、OTをAIやITと切り離された現場領域としてではなく、安全、可用性、リアルタイム性を守りながら、データと実行を支える基盤として捉えます。
関連語: OT基盤、IT/OT統合、PLC、Edge、IEC 62443、機能安全
出典: SRC-001「NIST SP 800-82 Rev. 3」
最終確認日: 2026-09-02
PLC(Programmable Logic Controller)
I/O制御、論理演算、タイミング、カウント、通信などの特定機能を実現するための命令を、利用者がプログラム可能なメモリに保持して実行する制御システムです。クラウド接続やAIの利用を前提とする機器ではありません。
IT Factoryでは、PLCを現場の実行を担う重要な要素として位置づけ、上位システムやAIとの接続では、制御の安全性、可用性、変更管理を考慮します。
関連語: OT、Virtual PLC、Cloud PLC、Cloud制御盤、OPC UA、機能安全
出典: SRC-008「NIST Programmable Logic Controller – Glossary」
最終確認日: 2026-09-02
Virtual PLC
PLCの制御機能を、専用のPLCハードウェアから切り離し、ソフトウェアとして実行・配備・管理できるようにする形態です。すべてのVirtual PLCがハードウェアPLCと同じ性能、I/O接続、通信機能、安全機能を備えるわけではありません。
IT Factoryでは、制御機能の配備、更新、拡張をソフトウェアとして扱いやすくする選択肢として捉え、現場への適用では、用途ごとの性能・安全・可用性の要件を確認します。
関連語: PLC、Cloud PLC、Edge、Software-defined Automation、Cloud制御盤、機能安全
出典: SRC-009「Siemens SIMATIC S7-1500V Virtual PLC」/SRC-I003「Automation as a Service」
最終確認日: 2026-09-02
Cloud PLC
PLCランタイムを、工場内サーバー、Edge Cloud、外部クラウドなどの集中計算基盤に配置し、ソフトウェアとして実行・管理する考え方です。インターネット経由でPLCに接続すること自体を意味するものではありません。Virtual PLCと重なる部分はありますが、Virtual PLCが制御ランタイムの実行形態を示すのに対し、Cloud PLCは主に配置・管理の形を示す整理です。
IT Factoryでは、実行場所、遅延、可用性、安全、データ主権を用途ごとに設計し、安全機能や高速制御を外部クラウドへの到達性に依存させない構成を前提とします。
関連語: PLC、Virtual PLC、Edge、Cloud制御盤、Software-defined Automation
出典: SRC-I003「Automation as a Service」
最終確認日: 2026-09-02
Edge
設備や工程に近い場所で、データの処理、アプリケーションの実行、プロトコル変換、制御との接続を行うコンピューティング環境です。外部クラウドを置き換えることや、すべてを現場内で処理することを意味するものではありません。
IT Factoryでは、低遅延、通信断への対応、ローカルデータ処理が必要な機能を担い、安全機能や高速制御を外部クラウドへの到達性に依存させないための配置として捉えます。
関連語: Cloud PLC、Virtual PLC、Cloud制御盤、OPC UA、OT基盤、IEC 62443
出典: SRC-022「NIST SP 500-325」/SRC-I001「IT Factory全体構想」/SRC-I003「Automation as a Service」
最終確認日: 2026-09-02
Cloud制御盤
現場の電源、保護、I/O、安全系と、Cloud/Edge側のソフトウェアやデータサービスをつなぐ構成概念です。
IT Factoryでは、制御盤を単なるハードウェアではなく、ライフサイクルデータ、制御アプリ、保守、セキュリティ、クラウドサービスへの接点として捉えます。通信断や更新失敗への対応、保守の責任分界、安全停止時の動作まで含めて設計する必要があります。
関連語: DX制御盤、Cloud PLC、Edge、AAS、ライフサイクルデータ、IEC 62443
出典: SRC-I001「IT Factory全体構想」/SRC-I003「Automation as a Service」
最終確認日: 2026-09-02

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この資料でわかること
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データ・設備・制御・業務を、どう結びつければ現場で動くのか
導入後の変更や横展開を見据え、何を設計・検証すべきか
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